日曜9時。TBSのキムタク主演「A LIFE」と競合してるので大苦戦。
A LIFEが18%にたいして大貧乏は5%全然勝ち目はない。

でも私は「大貧乏」派(笑
なぜかというに日曜の夜に、いい大人のロマン主義や実存問題なんか見たくないから。
だいたい、浅野忠信とキムタクの芝居が違いすぎる。
松山ケンイチとか及川光博とか集めて、まるで「巨人」みたい。
楽しみは、田中泯の江戸弁。ちょいちょいとやってる柄本明。

というわけで、
日曜9時はリアルタイムではNHKの「刑事フォイル」を見て
翌日録画で「大貧乏」、最後に「A LIFE」を見る。

「大貧乏」はタイトル通り、貧乏人と女子供が一つの企業に挑む話だ。
一応武器は伊藤淳史演じる柿原真一という弁護士。大きな個人事務所を経営しているが、チビでブサイクなコンプレックス男。子供っぽい正義感と法知識がアイデンティティ。しょっちゅう失敗して敵に出し抜かれてほぞを噛んでいる。

でも、非力なものたちが人生を投げ出さずに泣いたり笑ったり裏切ったり騙したりしながら、結局のところ織り合わされて一つの流れを作っていく様が微笑ましい。

超優秀な外科医とかやり手の大病院経営者とかが、欲求と倫理の間で葛藤してとかいうのよりずっといいと思う。どうかな。

#9のグッドシーンは奥田瑛二演じる天満の企みを一般主婦である小雪に説明するために、アソシエイト弁護士(ジャニーズ系)が紙芝居をやるところ。ベストシーンは保育園の卒園アルバムに載せる写真を撮るところ。子供達は、母子写真ではなく、いつも一緒の伊藤淳史や成田凌と一緒がいいという。でも大人は、それは色々と問題になるから、家族だけで撮ろうという。

なんども押し問答がなされ、何度目かの言葉をもう一度言う。
「家族じゃなくてもいいよ」
血の繋がってるのだけが家族じゃないとか、カッキー(伊藤)春くん(成田)だって家族だとか言わない。ただただ、家族じゃなくてもいいと言う。このシンプルさっていいと思う。ストレートだ。

と言うわけで、
大貧乏を最後まで気持ちよくみようと思う。